2019年10月6日

『BLACK FOX』感想とか




『BLACKFOX』観てきました



情報公開当時からずっと楽しみにしてました。何しろ『フリップフラッパーズ』『プリンセス・プリンシパル』と自分の好みによく合致するオリジナルアニメを出している『Studio3Hz』、加えて『infinite』プロデュースの劇場作品であり、キャラデザ・設定・宣伝なんかを見ててもいいな~と思えるものが多かったので、劇場アニメ作品の公開が集中している中でも最も期待していた一作でした。これは間違いないなと。

昔にフリップフラッパーズの原画まとめ(リンク)を作ったりとか、目につくであろうプライムビデオのレビューなんかは力を入れて書いていたり(リンク)とか、なんかそういう重たい背景があるので、過度な期待とかになってそうな気もしてました。そんな不安も抱えつつでしたが、全体的に満足感のある一作になってましたので、なぜかホッとしたりしています(どこから目線なのか)。

この文章が同好の士さんとかに見つかったらいいなと思いつつ、私的なメモ用途8割くらいの意図で書きたいな~という感じなので、思いつくままにだらだら~だらだら~と書いていこっかなと。『HELLO WORLD』を観て好きだ~! と記事を書いたときは、自分の周りのいろんな人に知ってほしくて感想+オススメの内容を目指したのですが、どうやらそういうものを書くセンスはないようなので……画像なしの一生文字だけでお送りいたします。




以下ネタバレありです!





キャラデザ



ピカイチですよね! 間違いない。パンフレットにはキャラデザの斎藤さんありきで企画がスタートしたとありますが(大意)、永谷さんの気持ちがよぅくわかります。ビジュアル面の教養とかまったくないので感性だけなのですが、アニメーションで動いたら表情豊かそうで、一枚絵としても立っていて、フレッシュさもあるし何より可愛い。この絵が動くところを見たい! と思いますよなー。

アニメ化ありきで一線級のアニメーターさんがやる仕事だと、それだけでなんだか安心感があって気持ちよく見てられますよね。あぁアニメで動かすためのものなんだなと思えるというか。別メディアでの原作ありきのものだと、やっぱり見ていてそのメディアに最適化されたデザインなんじゃないよなと考えたりしちゃいます。そのためにアニメ側でのキャラデザさんがいるはずなんですが、やっぱり純度の高さで言ったらオリジナルアニメですよねー。とてもいい仕事と判断だと思います。ここ120点。

色の温度感(?)がいいですよね。リリィ、ミア、メリッサと三人がメインキャラとしている中で、赤・青・黄というのは対照的でよくあるわかりやすいものです(多分)。それでいて戦いすぎなかったり、各キャラの性格が反映されていて……作品のコンセプトにある『黒』っぽいというか血の色っぽさもある赤とか、儚げでサイキッカーみがあるふしぎな青緑とか、明るくて優しくて日光みたいな感じの黄色とか。並べたときにしっくり来るバランスもいい感じで。……という印象を素人ながらに受けました。統一感……!

あと完全に好みなのですが、めがね属性好きなので、メインキャラ三人のうち二人がめがねという画期的なアイデアには恐れ入って平伏せざるを得ませんでした。して、検索とかパンフレットを観るかぎりは出てこない、メリッサちゃんの最後らへんの衣装はパージ済ではありました。あとミアちゃんもアレは本読みとか変装用途だけなんでしょうか……いやそれでも全然なじんでいるのでアリなのです。魂にめがねがかかってるかどうかが大事で(?)、お二人ともその点は満たしていると思います(?)。いや臨時めがねとかも全然アリなんですけどね。関係ねぇ。

個人的にはミアちゃんお気に入りですね。このデザインとこの世界観の中にいるというだけでどんな子かすぐわかるというか。一見では男女どちらかわからなかったり、瞳の色合いとかで感じられるこの世のものではない雰囲気と、線が細いのに目つきがきりっとしてるあたりに人間味があったりとか、あとめがねが似合う人は偉大なので……さておき、こういう知的っぽさがある子が単に好みなのもあるというか。トータルで見てもミアちゃん推しでしょうか。白髪もいい……。

あとリリィのポニテですね。なんか髪型の短めカットが流行ってきたあたりから見かけづらくなったような気がしていたのですが、やはり女の子のポニテはロマンがあってよいですね。ニンジャっぽさとか狐モチーフゆえの尻尾イメージが源流にあるのかもしれず、きっちりコンセプトに合わせつつ存在する女の子のポニテは……いいですよね……(くりかえし)。

とかくよいというか好みの詰め合わせでした。続編を展開して新キャラとかもっと出していいん……ですよ……。


音楽



映像作品における音楽はもちろん大事で、しかし『君の名は。』『天気の子』『HELLO WORLD』は、劇伴作家さんではない方がいきなり担当されているのに不信感がありました。前者二つは本当にどんな曲が鳴ってたのかまったく覚えてなくて、しかし視聴した際の満足感は高かったのでそれはそれでよかったのだと思いますが、『HELLO WORLD』はちょっと…………………………という気持ちが強いものでした。

いやほんとに『HELLO WORLD』はお気に入り映画なのですが、音楽だけは容認しがたいところがありました。この映画のためだけに集めたアーティストたちのチームを『2027sound』と銘打って、ツイッターで見たプロデューサー? の方いわく『目まぐるしく展開が変わるからワンシーンごとに違う作家が音を宛ててもいいんじゃないか(超要約)』みたいなことを思ったそうなのです。まぁ確かにいろんなテイストの曲を出ていてサントラとして聴くだけならとてもカッコいいのですが、劇伴としてはどうなんだ? という疑問が大いに残ってしまいました。ハマっている曲とそうでもない曲にすごく差があって、音が多すぎて説明過剰というか、いや画面観ればわかるよというか、『君の名は。』意識っぽい挿入歌はかなり好きなのですが、統一感のなさとかも感じられてしまい……うーん……そんな感じでした。作り直しません……?

さておき、『BLACKFOX』では信頼と実績の横山克さん、共同で橋口佳奈さんという方が担当されていました。個人的によくわかるのは『四月は君の嘘』『ローリング☆ガールズ』『プラスティック・メモリーズ』、自分が知らない有名所では『鉄血のオルフェンズ』『Fate/Apocrypha』などなど、横山さんはよく見かけていてすばらしい仕事をする方だと明らかです。橋口さんは……浅学で申し訳なく……あまり見かけずな方でした。同じ音楽作家事務所に所属されているようで、今回の明らかにハリウッド風なオケ編曲とか、日常シーンあたりにあった(気がする)キラキラしたり落ち着いたりする感じの電子音な辺りがご担当だったのでしょうか。メモしとこ…。

さておき、もう観る前から安心感がすごくてすごくて。また別作品の話ですが『聲の形』とか超楽しみでワクワクしてたんですが、いまとなっては杞憂なのは前提に、劇伴作家さんが見慣れないアーティストさんだったんですよね。牛尾憲輔さんはめちゃくちゃ絵にも空気にもハマっていて、インタビューとかパンフレットを読んでも、あーここまで密接にやってたら泣いちゃうわーと思わされたというか。それでも知らない方だったので、観る前はどうなんだろう……agraphとは……? みたいに不安でした……杞憂でしたが! そんな不安を感じることも一切なく、あと今回は直近に『HELLO WORLD』があったので、ギャップもあり音楽も深く楽しめました。

アメコミ≒ハリウッド風というのがコンセプトのひとつにあるのかとすぐ気づいて、あぁこうするんだろうなという辺りの期待をしっかり満たしに来てくれたと言うか。観たあとに劇伴音楽はほとんど覚えてないくらい馴染んでいるのが自分は好きで、『BLACKFOX』もその部類でした。

ハリウッドのサウンドトラック制作現場は徹底したチーム制で、アクションものなんかは概ねテンプレートが決まっているものですから、イメージ段階で貼られるリファレンス曲なんかは他の映画で用いられたものをそのまま使ったりするみたいな話を聞いたことがあります。たしかにトレーラー音楽なんかはトレーラー音楽の専門家がいたりするらしいですが、正直あんまり大差ないよなーデカい打楽器ドカンドカンして壮大に弦鳴らしてここぞというとこに低めの金管ブオーとかトランペットパラパーみたいな、あーあれね感はすぐ伝わると思います。結果的に何が起こるかと言うと、本編のサントラを聴いてもどの作品のものかすぐわからなかったりするくらい『役割』に徹してるんですよね。実写の画面の情報量に添え物をしてるくらいという理由もあるっぽいです。

ただやはり日本のアニメ映画ですので、そこはうまいことデコードして文脈にあてはめてる感はあったなーという記憶があったりです。いやほんと馴染んでたと思うし劇伴ばっかり聴いてるのも妙なので記憶は曖昧ですが……。日本的! というと、盛り上がる戦闘シーンとかで主題歌アレンジのスピード感ある劇伴が着いたりしますが、今作ではどうだったんでしょうね? 多分なかったのかなーとはぼんやり。あったとしても抑えめというか、セリフにかぶってくるような合わせ方はなかったと思います。全体を通してテーマ・モチーフみたいなものもなかったように思い、その辺はハリウッド風というかなんというか、日本のよくあるメロディが説明的な雰囲気はなかったですよね(たぶん)。『BLAME!』なんかは耳タコになるくらいピアノ4音くらいのモチーフがあった気がするんですが、決まってカッコいいシーンに多用されていたので、説明的でもあるけどちゃんとハマってるなーという感触がありました。で、『BLACKFOX』にもああいう魅せ方・聴かせ方のテーマ曲がちょっと欲しかったかなとは思いました。脚本は日本の王道アニメだなぁ~というエッセンスをよく感じて、それが世界観や最近風との差別化につながっていて、そういった要素を押し出すのなら音楽もイッツジャパン! みたいな感じで手伝ってよかったのかなというか。ほしいですね、劇中ですぐわかる『BLACKFOX』のテーマ……ラスボス戦とかで流れたら絶対に鳥肌立つ……。

とは言え、観ていて安心しつつ聴けたのが大きいですねー。『HELLO WORLD』なんかがトラウマ気味だったので落差がそのまま大差という感覚もありげですが、よかったよかったお見事でありました~というか。そんな感触です。


ストーリーとかコンセプトとか



自分の予想では『プリンセス・プリンシパル』くらいのコンテクストで来るのかなーと思ってました。話の筋書きはシンプルで、リリィの復讐が軸にあるのですが、天才科学者と軍隊みたいな組織を動かせる勢力との争いに巻き込まれている辺りからして、『ニンジャスレイヤー』とか『攻殻機動隊S.A.C.』みたいなイメージが先行していたこともあります。忍殺は本当に観る前からイメージが直結していて、観ている途中で思ったのは、最初に本社ビルへ突入するシーンが『攻殻機動隊SSS』の本社ビルへ突入するシーンとダブる部分が多かったので、こっからの展開もそんな感じかな? ミア父は噛ませかな? と思ったりしました。

そこがとりあえず最後まで、マッドサイエンティストに堕ちた博士とその娘さんだけが主軸になって終わったのがちょっと意外でした。正直に書くと拍子抜けという感覚はあったのが、まぁイメージのつながっている手前で挙げた二作にあった、社会の闇や事件のスケールの大きさとは違った辺りに感じたのだと思います。アクションモノの近未来SFと言えば、サイバーパンクとか社会情勢と政治体制が地獄みたいなのと思い込んでたわけですね。

大事なシーンの演出面では、リリィの設定的にも、動機に大好きな家族の死が深く関わっているところがあるにしても、本人の成長・納得・葛藤の解決に過去が関わってくることの多さにむむ? となったりはしました。大事なことを言葉にしすぎでは? と説教っぽさ、テーマの押し出しを感じたり。時間を贅沢に使える場合は、リリィが様々な出来事を通して大事なことに自発的に気づいていき、回想を用いて自身の成長とか新しい想いに自信と理屈をつけてあげて、家族の存在はやっぱり大きかった~というような描き方をするのかなと思いました。やはり映画尺へ収めようとするのにも仕方ない手法なのかなとか。その辺の物足りなさというか即物的なとこに、なんか駆け足感があったと感じさせる原因があるのかなと。

自分はう~んまぁそっか~でも実際に動きまくってるとこ観られて良かったな~他の人はどんな視点で観るのかな~と思い、帰りにパンフレットを買おうと思ったら物販が閉まっており(池袋HUMAX最終回ゆえ)、その足で空いているかもわからない新宿バルト9を目指していき、23時を過ぎてもやっていた幸運で手に入れることができ……帰宅してから主要スタッフさんのインタビューを読んで、なるほど~と思いました。

キーワードとしては『斎藤さんデザインの女児アニメに通じる可愛らしさ』『間口の広い作品に』『親御さんとお子さんが一緒に~』の辺りでしょうか。

そこを! 目指して! いたのか! となりました。急にアイカツやらプリパラやらニチアサの男児向け女児向け問わずな辺りと結びつき、あーそれならそうなるわーと大変納得しました。アニマルドローンというともすればマスコット的な存在も急に馴染んだというか。近未来SFにサイバー武装ニンジャにちょうど桃太郎的なサポートメカというのは、一見しただけでも藤原啓治なイケメンドッグとリリィの組み合わせにはいいね……したりしましたが、なるほどなーとより深く納得したりしました。その辺も! 狙ってたのか! という感じで。

それにしては英語ベースな無国籍感とか目の前でひどめに家族が死ぬとかマッドサイエンティストがキマりすぎじゃなかろかとか思ったりもしますが、その辺はさじ加減にゴーサイン出たのだろうなとか。思えば自分も小さい頃には結構いろいろ観てたよなーと思い出し……戦闘シーンはいいんですけど痛めつけられるシーンとかがダメでした(ドラゴンボールの映画にあった首絞めのシーンがすごくトラウマ)……。そういうところから比べるとマイルドなのかなと思ったり。いや電気椅子っぽいシーンとか怖そうな……? 個人差か……。

アメコミとかアメコミ映画とかは全然詳しくないのですが、『アイアンマン』は少し観たり、『ウルトロン』からの『シビル・ウォー』は難しい話してるなーと興味深く面白かったなーというくらいの印象があります。となると日本よりずっと社会派なイメージがあって、全体的に兵器と平和と異なるイデオロギーを持つ者同士の相互理解の難しさと、これ全米でヒットするんだーと思うような筋書きでした。その辺も『BLACKFOX』を観ながらもわかりやすさ・甘さ・ライトさなんかを感じるたびに違和感があった原因かもしれません。これも個人差な一点だなーとは思いつつメモ的に。

ただこのわかりやすさ・甘さ・ライトさは、言い換えれば日本の王道なストーリーテリングであって、これを書いているときによくツイッターで『5歳の子が「アメコミモノはヒーローが喧嘩してて怖い』と言って仮面ライダーを観てる」』みたいな内容のものがよく回ってきています。たぶん仮面ライダーもそれなりにドロドロで戦隊モノのがスッキリしてるよなというツッコミ待ちなのでしょうが、国によって好みなストーリーの違いがわかりやすくていいツイートなのかなーと。いやアメリカでも勧善懲悪でわかりやすいヒーローはいるのかもしれませんが、そういうふうに考えると『BLACKFOX』は仮面ライダーとか戦隊モノっぽいのかなーと感じました。小学三年生くらいの男児に観て可愛い女の子が可愛くてカッコいいアニメにハマってほしいですねと悪い顔をしたくなります。最近の子ってその辺の流行りとかどうなんだろう……。

全体的に駆け足気味で説明的な印象はありましたが、視聴者の間口とか年齢層を広げるためのわかりやすさ重視だと思えばスッキリするなーというところに落ち着きました。全体的なコンセプトもわかった上でもっかい観たい気持ちもありますが……上映館が広がらないものか……。

甘っちょろいこと言ったり有能だったりするオボロとかのAMDとか、無条件でずっと優しかったり食事するミアをじっと見てるメリッサとか、クールで人間味ないのにいちばん子供っぽくて親からの愛情がほしかったミアとか、手を汚す覚悟があるのに汚させてくれない周囲があるリリィとか、なんやかんや要素は立っていてキャラはみんな好きになっちゃいますね。総監督がインタビューで応えられてますが、こういう世界にこういう子たちが生きてるという根付き方がしっかりしているので、たとえば他のキャラクターがこの世界でどうにかして生きているのを想像することもできるところもあります。大企業が大きな影響力を持つブラッドシティでその社長を狙う主人公……忍殺とほとんど同じ形ではあるので、同じような感じで妙なサイドストーリーとか入れつつ徐々に真相とか本丸に近づいてくような感じでのんびりじっくり展開してほしいですよね。将棋したり野球したりしゃべるマグロと遭遇したりスシ勝負したりオイランしたり……いやおかしい……。

最初に企画が公表されてから長いことTVシリーズだと思ってたので、TVシリーズで26話くらいやるのもいいんじゃないでしょうか。続編を……じっくり……長めに……。


作画とか



正直あんま詳しくないです。という前提を置いておき、キャラクターはみんな可愛かったし安心して観られる Studio3Hz クオリティでした。やっほいという気持ち! 要所やアクションシーンではよくよく動きますし感情もよく伝わってくるいい絵です。特にリリィの表情にめちゃくちゃ幅があってしっかりキャラに落とし込まれていて、アニメで大正解みたいなアニメですよね。アニメはよいものである……。

劇場アニメ作品というと、やはり手間暇かけた画作りの演出とか、ここ一番でなくともぜいたくな枚数を感じる画面が続くという印象があるのですが、今作ではその辺をあまり感じなかったのがちょい残念ポイントだったかもしれません。TVシリーズでこだわっている作品のクオリティが上がってる……? せいなのかもしれない……。わからない……。

やっぱりTVシリーズ26話編成で与太話とか日常回も取り入れつつやりませんか? やりましょう……。


総評



一本の劇場アニメとして面白いし、情報が公開された当初から超期待していたり、わざわざ遠くの映画館へ出向いて観に行った分は満足しました。楽しかったです。が、最低でもあと一作はやりますよね? ね? 自分が石油王だったら……という無力感がこみあげるまとめ方でもあり、これならあのスキンヘッドはずっと影にいた方がスッキリしたのでは? と思うところもある感じでした。妄想の余地はありつつも空白感とも解釈できる心の余白がしんどくもあり切なくもありという境地に至っています。

『HELLO WORLD』は『天気の子』より面白くて好きという人もいたり、劇伴がカッコよかったという真逆の感想を持つ人がいたりしたので、自分以外の感想も読んだらまた思い持ちが変わるのかなーと。その辺も含めて楽しみたさがあります。しかし昔ほど純粋な目で作品を見れなくなったなーとすごく思いもしますが、いまはいま出来る楽しみ方で行こうとか考えたり。バズりそうなオススメブログ書きとか出来たらいいんですが、『HELLO WORLD』の記事でそのようなことをやってみて、いやそういう才能ないわと悲嘆に暮れたりでした。石油王になりたい。

ブラッドシティの探偵事務所で暗躍する三人組をもっと観たいですし、ひとりひとりが日常で出会ったこととか、それぞれが小さい事件を解決したりとか、タチコマだけのエピソードよろしくAMDだけのエピソードとか観たかったりしますね。考えれば考えるほど……映画でもTVシリーズでも……待ってます……。

自分は完全に『特定のファン層』ですが、もっといろんな人に届いてほしさがわかります。なんかうまいこと広がらんかなーと思いつつ、感想メモはこんな感じで。関わったスタッフの皆様におかれましては今後も応援しとります……! BD買うので! 続編を……。完。