面白かった! めちゃくちゃ連載を期待しています。
普段はぜんぜん違うジャンルのゲームについて書いたりしているブログですが、この読み切りに関しては感想やらを書かなければと思い、しかし載せる場所がここしかないのでここに書いてます。他の記事はスルーしてください(興味があれば「人気の投稿」最上段の記事をどうぞ)。
「EVO」周辺の紹介から(前置き)
以下に貼るのは、読んだ直後につぶやいた内容です。
「eの原点」、これ時期的にもぜったいEVOでときどが優勝したときから企画し始めて、ヒロインのキャラ像はときどがモデルに見えるところが多数なので、ニセコイ作者の古味直志せんせいがときどをヒロインにした格ゲー読切ジャンプまんがだと言えるので、格ゲー勢の方々にこそ読んで笑ってほしい #wj06— ぜろいち©かくとら (@001kakutora) 2018年1月3日
「EVO」はご存知でしょうか? 簡単に紹介すると「世界最大規模の格闘ゲーム大会」です。つい先日に「笑ってコラえて」で初めて格闘ゲーム、ひいてはプロ格闘ゲーマーである「ときど」さんについて特集され、その中でも大きく取り上げられていましたね。
「笑ってコラえて」17/11/22。プロゲーマー「ときど」紹介VTRがとてもよかった。格闘ゲームがどういう物なのかを説明しつつ、彼が頂点を極めるまでの物語。でも実況の言葉等をあえて説明しないことで、なんか分かんないけど凄いことしてる感が出てたし、素晴らしいドキュメンタリーを見た感覚でした。 pic.twitter.com/27Oh3xwZGY— のてい (@notei) 2017年11月23日
— Guriiii (@Guri_1113) 2017年11月22日
この回は本当に紹介のしかたがよくて、e-Sportsというものに対する世間の印象がちょっとは変わったんじゃないかというか、これが放送されて以降はいろいろな人と話したりしてました。本当によかったんですこの特集。ときどさん素晴らしい。
で、こちらは「EVO」が行われていた当時にもりあがっていたツイートです。
ときどさんが魅せた神布石 pic.twitter.com/z7rWdUMMaA— tomtomしい (@tomtomsii) 2017年7月17日
これ本当にめちゃくちゃ熱くて、しかし自分は当日にまさかの寝過ごしをやってしまった(アメリカでの大会ゆえに時差がひどい)ので見れずにうわあああとなったのをよく覚えています。悔しい……。
最後にこの記事を紹介したいと思います。
ときど優勝の背景を振り返る— ねとらぼ (@itm_nlab) 2017年7月22日
なぜ「ときど優勝」で格ゲーマーは泣いたのか 東大卒プロゲーマーの情熱と“友情、努力、勝利” (1/3) - ねとらぼ https://t.co/Sxs4EYt9tI @itm_nlab pic.twitter.com/7SbhCc3CKl
去年に格ゲー界隈がもっとも盛り上がった出来事の根幹にあったアレコレが、とてもよくまとまっているスーパー記事です。私的には2017年のベスト記事です。
さてですが、ここまで長々と「EVO」やら格闘ゲーム周辺について紹介してきました。冒頭の自分のツイートに挙げたとおり、「eの原点」の内容には明らかに共通していたりするものを感じたので、ざっくりとだけ書いております。自分の感想を書いていったり、「eの原点」をもっと面白く読むためには必要なところと思いますので、ちょっとでも知っておいていただけると以下を理解しやすくなると思います。
では、以下から(ようやく)感想などが始まります。
まんがとして - ヒロインの段
この読切を描かれた古味直志先生は「ニセコイ」の作者であり、まさか「e-Sports」を題材にまんがを描くとはちっとも思っていませんでした。自分自身、あまり熱心な古味先生ファンという訳でもないので詳しくは知らないのですが、作者先生は格ゲーに対して深い縁やらがあるのでしょうか。まあ野球をやったことなくても野球まんがは描けるというので、その辺は置いとくとして。
まず最初に書いておきたいのは、やはりヒロインが可愛いということです。女の子の可愛さが超重要になるであろう恋愛まんがで大ヒット作を出しているだけあって、やはりヒロインのキャラ造形や作画に関してはとてもいいです。この作者さんが描くいきいきとした女の子の表情はとても可愛らしくてよいですね。幅やバリエーションもあり、先に書いてしまうと、主人公の席に割り込んでくる際の後ろ姿なんかは大変カッコよかったりしてとてもいいです。語彙がない……。
そして何と言っても、めがねです。
め が ね ヒ ロ イ ン です(1000000000点/100点)。
自分は「ニセコイ」では宮本るりさん派でした。時代はめがねなのです。天下のジャンプでヒロインがめがねをかける、そういう時代なのです。ヒロイン総めがねとなるときも近い。私たちの未来は途方もなく明るいです。
それはそれとして、ヒロインがめがねなのも私的には気に入ったポイントでした。おそらく古味直志先生もめがねが好きなのでしょう(決めつけ)。もし連載になったとき、ヒロインがめがねでなかったら訴訟も辞さない構えではありますが、しかし連載になるのが重要だと思いますので、ひとり呪詛を重ねつつ応援するような行為に留めたいと思います。
もうちょっとヒロインについて掘り下げていくと、やはり登場時と最後に至るまでの変化やギャップがだんだん大きくなっていく、というのがとてもよかったです。最初はめがね委員長キャラテンプレじみた発言や雰囲気を醸していましたが、主人公とゲームで共通するようになっていき、だんだんと天真爛漫ぽさとか一筋縄ではいかない感じとか純粋にゲームが好きな一面が表出してきます。大変いいめがねキャラの描き方であり、やはり古味直志先生はめがねキャラが好き(決めつけ)。
さておき、やはりこうしたギャップはまんがでキャラを描くうえではとても効果的だったりするようで、女の子を可愛く見せるというのに一役と言わず二役三役と買っているように思います。2018年のベストヒロインだと思います(始まったばかりですが)。
まんがとして - 格ゲーまんがとしての段
格闘ゲームまんがと言うと、以下に貼る画像のようなものがあったりします。
『eの原点』読みました。 pic.twitter.com/ld8MgMzj70— 月になるその瞬間を。🐤 (@darkbloomoon) 2018年1月4日
現在の格闘ゲーム界隈は、1990年代のゲーセン文化に端を発しているところが大いにあるようです。このまんがは、現在の強豪ゲーマーである方々が監修などを行っていて、その時代の雰囲気をそのまま描いているということで人気があるそうです。
ここまで怖いものではなく、最近風の可愛いものではこんなのがあったりします。
このまんがは一時期ちょっと話題になっていて、多くの格闘ゲーム好きかなんなのか、その辺りの曖昧そうな方々が多く反応しておられました。正直なとこかなりネガティブな印象であって、そうした側面に目が行きやすいというか、ネタにして楽しんでいる方々が多かったように思います。
自分はこの二枚だけを見て、ああ別に買わなくてもいいかなぁと避けたクチです。格闘ゲームへの親しみ方が違うなと感じたところがあり、ときどが「EVO」優勝後のインタビューで言っていたとおり、格闘ゲームは楽しいもの・いいものであるという感慨が深くあるからです。このまんがが実のところはどんな風に格ゲーを描いているのかわかりませんが、私的にはうーん………………と思うものでした(よく考えるとタイトルも知らない)。
「eの原点」における格闘ゲーム
こういった格ゲーまんがが既にある中で、今回出てきた「eの原点」をどう感じたかと言いますと、素直に「とてもいい!」と感じました。先に貼ったコワイお兄さんが持っている対戦への情熱や、後者のカワイイ要素をきれいにまとめあげ、ドラマチックな王道のストーリーに乗せていると思います。そしてめがねもあります。
さておき、やはり登場キャラクターが格ゲーを好きであり、それによって人生までもを変えてしまうというのが、現実での「EVO」のような出来事もあったゆえに、かなりの説得力を感じながら読めるというのがとてもよかったです。「EVO」でのときどさんの活躍があったゆえに成立するまんがであり、時期的にも、古味直志先生はネタとしてずっと持っていたものなのではないかなと思うくらいのものでした。正直なところ、設定やら話の筋やらに作り込みの甘さを感じるところはあったのですが(主人公がe-Sportsにまったくの無知なのはさすがに不自然なような)、それも「誰よりも早くこの題材をやりたかった」感があっていいと思います。
ヒロインが格闘ゲームに真剣になったきっかけとして、格闘ゲームの大会で「負けた人が泣いていた」「勝った人も泣いていた」「観客も泣いていた」という描写が為されていました。これはヒロインがいる会場の、天井から張り出した4面スクリーンという描写からして「EVO」のことが意識されていると思います。
「負けた選手が泣いていた」というのも事実としてあるのです。だいぶ上に貼った動画で「Punk」という選手が、ときどの決勝戦の相手として立ちはだかっていました。彼は20歳にもなっていないような年齢で、しかしこの「EVO」の舞台で「決勝に勝ち上がるまで1ラウンドも落とさない」という、まさにパーフェクトな内容で勝ち上がるというすさまじい選手です。彼に勝利したときどをして「現在の最強はPunk」とまで言うほどの選手で、そのコンピュータのように正確なプレイスタイルは文句のつけようがなく世界トップクラスのものであると言えるでしょう。
Punk選手
やはりめがねは最強……さておき。
彼は決勝で敗退したのちに、表彰式の壇上で泣いていました。
Punk悔しくて泣いてるのみて、俺まで泣けてきたわ...、来年のEVOも絶対に出るわ(^_^)— かずのこ(Kazunoko) (@kazunoko0215) 2017年7月17日
(かずのこ選手はPunkのひとつ奥におられるめがねをかけた方です)
場にそぐわずムスッとしているように見えますが、泣いてるんですよねこれ。決勝まで完璧な内容で行って、ときどにはベスト16決定戦で勝利していた相手なのに、試合の内容では完全に圧倒されてしまっていたんです。彼はまだ年若く、試合終了直後にはこのようなことを言ったりしていたようです。
Me: "At least you made a lot of money @PunkDaGod .."— RISE | MaRN (@MarnORZ) 2017年7月17日
Punk: "I don't care about the fucking money, I wanted the trophy."
😥 A real hero.
ツイートした方「しかしまあ賞金あるじゃんか」
Punk選手「賞金なんざクソだ、俺はトロフィーが欲しかったんだ」
マジで悔しかったのだろうな、というのが様々なところから伝わってきます。彼にとって、おそらくは表彰の壇上に立っている全員と同じように「”ゲーム”は遊びなんかじゃなくて真剣なんだ」と思います。「真剣だから観ている人にまで感動を与えているんだ」と、美菜原さん(ヒロイン)が語っているそのまま、ということが起こりうるのですね。
(ヒロインは幼少期はめがねでなく、ゲームに夢中でめがねになったのかなと)
格闘ゲームに真剣な方にとっては、「格闘ゲームの面白さ」という点において「ここ」以外の掘り下げがあまりないことに不満があるかもしれません。主人公がゲーミングハウス入りして強くなっているものの、急に全国優勝するきっかけが「友達のため」であるという一点だけだとか(でもこれはありうるんじゃないかなと思います)、プレイしている格闘ゲームそのもののことが全然わからないとか、ステージがGridだけだとか、そもそもこれラブコメじゃねーか格闘ゲーム関係あんのか? とか、などなど……。
それを感じるところは確かにあります。ただ、前述したように私的にはこれで全然いいと思います。そもそも格闘ゲームに詳しいジャンプ読者さんは(特に若い層は)さほど多くないと思いますし、そうした方々にもっとも読まれるのは格闘ゲームについてではなく、普通に絵・話・登場人物だと思います。その点においては、短い一本の読切という制約の中ではしっかりしたまんがになっていると思いますし、ツイッター上でも、特に短い感想をぽんと投稿している方には好評なものが多いと感じます。
なまじ格闘ゲームやe-Sports関連の知識があると「そこはもっと描いたら?」と思ってしまうところがなくもないですが、やはり7月の「EVO」からスピード感を重視した制作なのだと思いますし、それでも高いクオリティの49Pもある読切を一本描いているというのは、やっぱりよく知らないけど古味直志先生は格ゲーとか好きですよね? とかなり好きになれます。連載になったらもっとたくさんの要素を詰め込んで来られると思いますし、今後も絶対に描いてほしい題材です。
連載になるなら……めがねヒロインでなくてもいいので………………!!(血涙)
やはり総合して、素直にとてもいいものでした。
最後に、とにかくヒロインが可愛いです。めがね! 連載決定!
作中の小ネタを拾います
ちらほらと解説。より楽しく読めるかもしれないです。
①パッド勢
ニセコイの人の読み切り全員パッド勢だった…— ベンガル (@bengal_maconana) 2018年1月4日
そうなのです。主人公とヒロイン、ともにパッド勢でした。
現在の強豪格闘ゲーマーは、大半の方々が「アーケードコントローラー」、略して「アケコン」を使用しています。
フランス『レッドブルKUMITE』— 格ゲーチェッカー (@kakuge_checker) 2015年3月28日
ネモ選手がInfiltration選手を破り、日本勢が3位まで独占決定 http://t.co/EppbDpB50L
画像はネモ選手のマッドキャッツ製ストリートファイター×サンリオスティック pic.twitter.com/EazqOkTTfm
アケコンについてはご存知の方が多いと思います。
元はゲームセンターの筐体についている標準コントローラーであり、ゲーセン文化から現れた現在の強豪ゲーマーの方々は、必然的に扱い慣れたアケコンを使用しています。操作精度も高まるようで、「格ゲーといえばアケコン」という印象も一般的にあると思います。
そのメインストリームとの対比として「パッド勢」が存在します。いわゆる「ゲームパッド」を用いてプレイするスタイルのことですね。ゲーム周辺機器メーカーであるHORIは、格闘ゲームに適したパッドの販売なんかも行っています。
アケコンの天面6ボタンをゲームパッドで再現したものですね。自分も最初はこれの一世代前のファイティングコマンダーを使っていて、直感的にわかりやすかったので初心者的にはよかったです。単純にアケコンは、ちゃんとしたものを買おうとすると値段がかなりするものなので、こうしたものがあったのは学生の財布的にも助かりました。
「パッド勢」と言われるのは、やはり「アケコンに比べてゲームパッドは使いにくいもの」という風潮があったからなのですね。コマンドの精度が落ちたりするというのがよく言われていたようです。しかし現在はその認識も覆りつつあると思います。
何を隠そう、前述した「Punk」選手はパッド勢なのです。以下の動画をどうぞ。
ウメハラ選手は生粋のアケコンプレーヤーであり、Punk選手はパッドプレーヤーです。これを交換して対戦するという企画であるらしく、互いにどこかぎこちないプレイに実況の人が笑いまくりです。
パッドも「アケコン買うお金ないから」という妥協や生半可なものではない、というのがこれだけでもわかると思います。年若いプレイヤーに多く、その多くはPS4の純正パッドで戦うプレイヤーが多いです。「格ゲー始めるならアケコンも……」と思いがちですが、それは誤解です! PS4の純正パッドで十分戦えます(自分もそうです)!
ちょっと話は変わりますが、「ストリートファイターV」には「カプコンプロツアー」というものがあり、世界各国で開催される公式大会を勝ち抜くことでポイントを得て、上位32名が最終決戦である「カプコンカップ本戦」で世界一を懸けて争うというプロ向けの催しがあります。格ゲーチェッカーさんが詳しく、去年の結果をわかりやすく見ることができます(Punk選手の異次元な強さもわかりやすいです)。
この「カプコンカップ本戦」は、1年のあいだ様々な国へ赴いて大会に参加し、ポイントを稼いでのしあがってきた猛者たちが、2日で行われるトーナメントで「その年の最強」を決める大会となっています。ここで優勝したのが、「MenaRD」というドミニカの18歳というPunk選手よりさらに若い選手でした。
【スト5】18歳で格ゲー世界チャンピオン、優勝賞金25万ドルを手にしたMenaRD選手が母国ドミニカ共和国大統領府メディアで紹介される https://t.co/VDMxa5RRMU pic.twitter.com/S1pIgnTgJo— チゲ速 (@chigesoku) 2017年12月19日
優勝賞金である25万ドルというと 、ドミニカ共和国での年収の……とかいろいろ考えてしまいますが、とにかくめちゃくちゃすごかったです。カプコンカップは(ひとりで)ほぼすべての試合を観戦しましたが、ときどとの決勝戦ではマジで声が出ました。日本の選手を応援したくなる心情もあるのですが、Mena選手はMena選手で魅力的なプレイヤーであり、なんとも清々しい1on1であったのを覚えています。
で、このMenaRD選手もパッド勢なのです。
頑張ろう……(自分もPS4純正パッド勢)。
②美菜原さんは国内一位!
「優等生の女子高生が? ありえんの?」と思われるかもしれませんが、ありえます。
前述したPunk選手もMenaRD選手もともに10代ですし、何度も名前を出しているときどは「東大卒プロゲーマー」の肩書きで、各種メディアに対してめちゃくちゃ相性がよく、様々なテレビ番組に出演しては、格闘ゲーム文化の紹介や普及にめちゃくちゃ貢献しています。ときどさん素晴らしい。
女性プレイヤーもいます。前述した「カプコンカップ本戦」には、海外の方ながら姉御肌というのがすぐわかる感じの方がおられました。うろ覚えの実況解説によるとですが、この年は「ストリートファイターV」とは別タイトルに熱心だったようで、しかしながらこの年の調整における弱めのキャラとされる春麗で、持ち前の人間性能をいかんなく発揮して勝ち上がってきたと言いますから、やはりなんかすごいです。
そんなこともありますから、美菜原さんのような存在がまったく絶対にありえないとは断言できません。そこにはっきりリアリティを感じることができ、なおかつ「主人公の目標・仲間・ライバルとなれる位置」にいることができるヒロインなのですよね。この種類のヒロインは、今までだとたぶん音楽演奏系のまんがとかでしか成立しえなかったポジションだと思うのですが(浅薄な自分の知識です)、ゲームでなら男女関係なく対等であるという現実感のある設定を活かしきったヒロイン像であると思います。
あと、ゲーム好きヒロインだとめがねも説得力あってそれっぽい。委員長キャラというギャップを持たせてめがねの自然さをカバーする古味直志先生はやはりめがね好きで間違いない。というかうろ覚えですけど、「ニセコイ」に関して古味直志先生が好きだと公言してたキャラって宮本るりさんじゃないでしたっけ……都合よく改変された記憶かもしれない……。
(でも嬉しそうに国内大会開催の報をスマホで見せてくるコマでめがね描き忘れてるのは許さねえ………………!!!!!)
③美菜原さんについて
たぶん「ウメハラ」選手から名前取ってますよね。ウメハラがめがね美少女になる時代……いや違う……。
で、東大卒であったり、メディア進出に積極的で格闘ゲームの普及に熱心な「ときど」選手は確実にモデルとして参考にされてると思います。美菜原さんの動機付けがめちゃくちゃしっかりしていて、その辺を夕方の帰り際のシーンにおいて主人公との対比に用いてます。この辺は「プロはお気楽な遊びじゃない」とか、「笑ってコラえて」の特集のシメに用いられたコメントである「ゲームを通じて人は成長できるというのを導けるプレイヤーになれたらいい」というのに通ずるところがあると思います。
美菜原さん可愛い…………。
④ゲーミングハウス
近いものが存在してます。
人気格ゲー定期放送『TOPANGA TV』から、ももち選手が卒業。忍ismへ専念 https://t.co/rWlBajGR26 pic.twitter.com/xP9pFy2rd8— 格ゲーチェッカー (@kakuge_checker) 2016年10月27日
この配信を行っているところが「TOPANGA」という企業の事務所で、ここで選手たちが集まって練習したりするみたいです。詳しくはあまり知らない……。
おわりに
なんかまた長くなりましたが、とにかく自分にとってはそれくらい「連載にこぎつけてほしいもの」であると同時に、これが連載として始まったらまたe-Sportsとしての格闘ゲームが広まっていくのかなぁ……と思ったりしたところが強かったです。
連載にしてもきっとたくさんネタを持ってると思いますし(いま検索して古味直志先生がスマブラ猛者であることを知った)、きっといろんな楽しみを提示できる題材だと思います。いいぞもっとやれ。
まさに今、格闘ゲームがこれからもっと大きくなっていく途中、日本からジャンプで古味直志先生が描くことに意味があると思います。文中でも触れましたが、美菜原さんの存在にリアリティを感じることができるようになってきた時代がよ始まり、そのスタートとほぼ同じ時期に連載することに意味があると思います。切に……。
あとめがね(以下略
連載してくれ………………頼む………………。
(お読みいただきありがとうございました!)